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若者層を引き付けるアニメ巡礼ツアー

http://jp.youth.cn 2015-02-04 09:31:00

  今年の1月19日から実施されている日本の中国人向けビザ(査証)発給要件の緩和により、中国人の間で日本旅行がブームとなっている。中国の大手旅行サイト「携程旅行網」が2日に発表した最新データによると、今年の春節期間(旧正月、今年は2月19日)に販売された日本観光ツアーの数はここ数年で最高となり、自由旅行?団体旅行ともにほぼすべて売り切れとなっているという。日本へ旅行に行く中国人の年齢層の多様化を受け、旅行社は異なるテーマに基づいたコースを売り出している。その中でも、特にアニメをテーマとしたコースが極めて大きな注目を集めている。新民晩報が伝えた。

  ■日本のビザ発給要件緩和で2015年の日本旅行がブームに 訪日観光客の層も多様化

  19日に正式にスタートした日本のビザ新政策の主な変更点は、個人観光客向けの3年マルチビザの申請要件が緩和されたことや高所得層に対するマルチビザの有効期限が5年に延長されたことだ。これによって、多くの観光客がビザ申請にかかる時間や費用を抑えられるようになった。

  新政策の実施や為替の円安傾向、さらに2014年度の免税対象品の範囲拡大などの影響もあり、2015年の春節期間の日本旅行の人気度はここ数年で最高となり、ネットサイトで売り出されると即完売となった。携程旅行網のデータによると、自由旅行と団体旅行に申し込んだ人の数は前年同期比100%増。日本は今年の春節で最も人気の海外旅行先の1つとなった。

  日本政府観光局(JNTO)のデータによると、2014年に訪日した外国人観光客の中で、中国大陸部からの観光客の数は、ランキング第3位の計240万9200人に上り、前年比83%の急激な増加となった。中国の旅行会社の販売状況によると、携程旅行網の2014年度のツアーで自由旅行および団体旅行に申し込んで訪日した観光客は数十万人で、前年同期比80%の増加となり、過去数年来で最高を記録した。

  極めて大きな注目を集めているアニメ?マンガをテーマにした観光ツアー=東京で有名な秋葉原電気街

  ■アニメ?漫画の記憶をたどる日本の旅 アニメ&懐古ブームの特徴を前面に打ち出す

  訪日中国人観光客の数が200万人の大台に乗る新たな段階に入ると、伝統的な大衆路線商品にも急速な変化が生まれ、観光旅行のテーマ化?個性化時代が到来した。

  最近、中国の90後(90年代生まれ)の観光客グループが、日本に旅行中に人気漫画「スラムダンク」の舞台?嶺南高校のモデルとなった高校の壁をよじ登って侵入するというニュースがネット上で流れた。これはまさに自分のアニメの夢をかなえるための行動であるが、これによって現地の学校関係者や警察が出動する騒ぎとなった。

  旅行会社の反応によると、日本を訪れたことがある中国人観光客の中で、自分の好きなアニメ?漫画の記憶をたどる旅行計画を立てたことがある人は確かに少なくないようだ。

  ハウステンボスでONE PIECEライドクルーズに乗ったり、全長18mの実物大ガンダムを見て、ディズニーランドで遊んだり、ハローキティアミューズメントパークに行ったり、北海道登別伊達時代村「忍者かすみ屋敷」を訪れたりなど。これらの非常に馴染み深いのに、訪れたことがないアニメ?漫画の聖地は何世代かの少年?少女期の集団的記憶である。

  現在最も熱い80、90後の懐古ブームに向け、ある旅行会社はすでに3月出発の「独占企画「日本アニメ?マンガ観光ツアー」コースの販売を発表した。目的地は、関東、関西、北海道、九州、沖縄などが含まれている。特筆すべきなのは、アニメ?漫画観光ツアーには、横浜で開催される桜祭りへの参加や、温泉の入浴、懐石料理の食事など、美しい風景や美食体験も用意されていることだ。

 

编辑:amy 来源: 人民網

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