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李強総理、林芳正外相と会談

http://jp.youth.cn 2023-04-03 10:13:00

  2日、北京の中南海 紫光閣で林芳正氏(左)と会談する李強氏。(北京=新華社記者/張領)

【新華社北京4月3日】中国の李強(り きょう)国務院総理は2日午後、訪中した日本の林芳正外相と北京の中南海 紫光閣で会談した。

李強氏は次のように表明した。中国と日本は引っ越すことのできない近隣であり、共にアジアの重要国だ。中日の友好協力関係の維持と発展は、両国と両国人民の根本的利益に合致するだけでなく、地域の平和と安定、繁栄を守る上でも有利になる。今年は中日平和友好条約締結45周年に当たる。双方は条約の精神に立ち返ってそれを厳守し、大局と将来を見据え、両国間の末永き平和友好関係の発展に確固として尽力していくべきだ。日本が中国に歩み寄り、条約締結45周年を契機に対話と協力を強め、意見の相違を適切にコントロールし、リスクと干渉を排除していくことを希望する。2国間関係の前向きな面を絶えず拡大し、新時代の要求に合致した中日関係の構築を共に推進していくことを望む。

李強氏は次のように指摘した。歴史問題や台湾問題など重大な原則的問題は両国関係の政治的基礎に関わる。誠意をもって接し、信義をもって交わり、適切に対処していかなければならない。中日は重要な経済貿易パートナーとして、各自の発展を実現する上で互いに促進し、互いが相手を尊重して協力し、利益を深く融合させている。双方は経済貿易協力のパイを大きくし、デジタル経済やグリーン発展、財政 金融、医療 養老などの面で協力を強め、より高いレベルの互恵ウィンウィンを実現すべきであり、それは完全にできるはずだ。日本が引き続き対中協力を深化させ、中国の経済発展がもたらす恩恵を共有し、中日互恵協力の新たな一章を書き続けることを歓迎する。アジアは中日両国が身を落ち着け、心のよりどころとなる共同のふるさとだ。両国が共に自由貿易を守り、真の多国間主義を実践し、地域統合プロセスを積極的に推進していくことを希望する。産業チェーンとサプライチェーンの安定と円滑性を守り、不確実性を減らして安定性を増やし、地域と世界の発展にしかるべき貢献をすることを望む。

林氏は次のように表明した。昨年は日中国交正常化50周年に当たり、今年は日中平和友好条約締結45周年を迎えた。両国関係は正に重要な節目にある。日中は幅広い分野で協力の大きな潜在力を持っている。日本は対中協力の推進に力を入れ、「脱中国化」のやり方はとらない。日本は中国と共に努力し、条約締結45周年を契機に両国指導者が達成した重要な共通認識を実行に移し、ハイレベルの往来を保ち、対話と意思疎通を絶えず行い、建設的で安定した日中関係を構築していきたい。

编辑:ZLY 来源: 新華社