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第8回中露博覧会で味わう「ロシアの味」

http://jp.youth.cn 2024-05-22 16:28:00

生きたタラバガニや、ほんのり甘い特製スパークリングワイン、カカオ75%のビターチョコなどが並べられた黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市の哈爾浜(ハルビン)国際エキシビションセンターに入ると、まるでロシアに足を踏み入れたような気分を味わうことができる。第8回中露博覧会の一般公開初日には、一般来場者延べ7万5000人が同センターを訪れ、「ロシアの味」を味わい、「ロシアの風情」を楽しんだ。

ロシア沿海地方の展示エリアに足を運ぶと、まるで深海と都市の間を旅しているような気分を味わうことができる。そこにはタラバガニやホタテ、ムラサキイガイといった魚介類が並べられ、多くの人が足を止めていた。その反対側には、蜂蜜やワイン、チョコレート、ソーセージなどが所狭しと並べられており、その品揃えの豊富さと様々な試食コーナーに、来場者からは「素晴らしいごちそうだ!」という声が上がっていた。

極東ロシア最大のカニ漁を展開する水産会社の一つである「RUSSIAN CRAB」上海代表処の沈英傑首席代表は、「中国は当社の主な輸出先。予想を上回る人気となっており、用意した商品は午前中に売り切れた」とした。

ロシアの農業関連企業の副総経理によると、今回の博覧会では、ロシアの20地域の有機食品を展示しており、「優れた農産物の育種はグローバルな協力が必要で、中国とロシアは遺伝資源の保護と発展を非常に重視している。現在、中国とロシアの多くの農業関連の高等教育機関が協力を展開している」としている。

同博覧会には初参加というロシアのスパークリングワインメーカー アブラウ ドゥルソの展示エリアの責任者は、展示開始すぐにワインが5本売れたという。同社は2020年に中国市場に進出し、深セン、西安、重慶、紹興、杭州の5都市に販売拠点を設けているという。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年5月20日