厦門の湿地公園でツートンカラーのスイレンの花が「競演」　福建省

　　ツートンカラーのスイレンの花が10個以上「競演」する厦門の湿地公園（撮影 陳博）。

　　福建省厦門（アモイ）市集美区の馬銮湾双渓湿地公園では今、様々な色合いの美しいスイレンの花が競うように咲き誇り、爽やかな香りが当たり一面に漂っている。ツートンカラーのスイレンの花も10個ほど咲いており、グリーンの葉や透き通った池の水と「競演」して、華やかな春の景色を織りなしている。人民網が報じた。

　　専門家によると、温帯スイレン「ワンウィサー」がツートンカラーの花を咲かせる確率はわずか5％ほどだという。同じくツートンカラーの花を咲かせるスイレンが栽培されている厦門海湾公園と比べると、馬銮湾双渓湿地公園はスイレンの栽培面積が3600平方メートルで、その株数が多いため、ツートンカラーの花が咲く確率も高くなっている。ただ、1度に10個以上のツートンカラーのスイレンの花を見ることができるのはかなり珍しいことだという。（編集KN）

　　「人民網日本語版」2024年4月24日