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モバイル見本市MWC開幕 技術発展の新トレンドに焦点

http://jp.youth.cn 2023-03-02 10:33:00

  【新華社バルセロナ3月1日】世界最大級のモバイル関連見本市「モバイル ワールド コングレス(MWC)2023」が2月27日、スペインのバルセロナ インターナショナルコンベンションセンター(CCIB)で開幕した。200以上の国 地域から出展した2千社余りが、4日間の日程でモバイル通信業界の新たなトレンドや新製品、新技術などについて話し合い、業界で注目を集める問題について見解を共有する。 

  今大会のテーマは「VELOCITY(速度)」。「第5世代移動通信システム(5G)アクセラレーション」「オープンネット」「フィンテック」「デジタル エブリシング」などが焦点となっている。大会を主催する移動通信の国際業界団体、GSMアソシエーション(GSMA)のマッツ グランリド事務局長は「われわれはデジタル化の道を歩んでおり、それを実現するには各分野のイノベーション力が必要だ」と強調。今年は最初の携帯電話が誕生してから50周年で、人々の生活や仕事、交流の方法を大きく変えた「一連の出来事の始まり」だったと述べた。

 

  2月27日、「MWC2023」の会場で、スマートメガネを体験する来場者。(バルセロナ=新華社記者/孟鼎博) 

    中国からは通信大手の中国移動通信(チャイナモバイル)、中国聯通(チャイナユニコム)、中国電信(チャイナテレコム)、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)、中興通訊(ZTE)、携帯電話大手のOPPO(オッポ)、小米(シャオミ)などが出展。GSMAのジョン?ホフマン最高経営責任者(CEO)は、アジアからの来場者が25%を占め、うち中国からは4千~5千人になるの見通しを示した。 

    MWCはモバイル通信業界の一大イベントで、業界の「バロメーター」と呼ばれている。過去数年間、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、20年は中止を余儀なくされ、21年も延期となり、展示とトークセッションの大部分がオンラインで行われた。22年には会場での開催に戻ったものの、10万9千人以上を集めた19年の規模には及ばなかった。

 

  2月27日、「MWC2023」の会場で、モバイルゲームを体験する来場者。(バルセロナ=新華社記者/孟鼎博) 

    主催者はMWCを通じ業界の回復を促し、感染症の経済への影響を緩和することを期待している。グランリド氏は、大会が技術分野の発展に注目し、業界リーダーの今後に対するビジョンを模索するとともに、大会の生み出す経済的価値も重視していると強調。今年は8万人余りが参加し、3億5千万ユーロ(1ユーロ=約144円)の経済効果をもたらすとの見込みを示した。 

编辑:zqh 来源: 新華社