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五四運動100周年、習総書記が若い世代にメッセージ

http://jp.youth.cn 2019-04-30 15:58:00

  中国「五四青年節」の到来を控え、北京で30日、五四運動100周年を記念する大会が盛大に開催された。習近平中国共産党中央委員会総書記?国家主席は談話を発表し、「現代中国青年の『家国情懐、人類関懐(正義感や結束力、愛国心などを強く思う気持ちや人類への思いやり)』を励まし、中華文化が尊重する『四海一家(世界はともに仲良く、心を合わせて協力し、人類は一家)、天下為公(大道の行われる世では天下は公とされる)』の精神を奮い立たせ、中華民族の偉大の復興の実現に向けて奮闘し、『一帯一路』の共同建設と人類運命共同体の構築に向けて努力する」と若者たちを励ました。

  1919年5月4日、パリ講和会議における中国北洋政府の外交的譲歩に直面し、中国の先進的な青年知識人たちは全国を席巻する偉大な愛国革命運動を起こすと、各地の民衆はこれに積極的に参加し、危難の時にあった中華民族を救った。この運動は中国にマルクス主義の普及をもたらした。

  五四運動は、中国に偉大な社会革命運動や思想啓蒙運動、新文化運動を巻き起こしただけでなく、中華民族が民族の復興を成し遂げるための道の出発点でもある。五四運動以降の100年は、中国の青年たちの代々と続く奮闘の100年でもある。

  一世紀が経過し、中華民族が偉大な復興を成し遂げる道は新時代に入った。習近平総書記は中国の青年たちに「新担当」(新たな責任感)「新作為」(新たな行動)を呼び掛け、「愛国はすべての中国人の本分であり、責任でもある」「新時代の中国の青年にとって、祖国を愛することは処世のもとであり、出世のもとでもある」と述べている。

  ここ2日、「I Am Made in China!」というフレーズが中国のSNS上でホットワードになっている。これは、中国の卓球選手の馬龍が、世界卓球ブダペスト大会男子シングルスで優勝し、大会3連覇を成し遂げた際に放ったものだ。この言葉は、夢の実現のために艱苦を恐れず、夢の実現後は感情の放出を惜しまず、とりわけ祖国に対する感情表現において率直かつ誠実な、現代中国の若者たちの感情の放出だ。このフレーズはSNS上で中国の若者の強い共感と反響を呼んだ。人々はまたこのフレーズで100年前の五四運動に敬意を表している。

  中国は五四運動100週年を迎え、間もなく新中国成立70周年も迎える。中国は40年の改革開放を経て、世界第2の経済大国となった。だが中華民族の偉大な復興の実現に向けた新しい道においては依然として、若い世代の奮闘進取と責任感が求められている。そのため、習総書記は若者に対し「奮闘精神は少しも欠けてはならず、中国の青年の永遠に奮闘する良き伝統は少しも失われてはならない」と強く求めている。

  先ごろ閉幕した第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの成果リストには、中国政府が提出?発起した計26項目の協力プロジェクトが含まれているが、うち5項目は青年に関連するものだ。習総書記は中国共産党各級の党委員会、政府、社会全体に対し、青年の考えが分かり、青年を対象にした活動に熱心に取り組み、青年たちの歩む道を導く存在になることを求めている。習総書記は「社会主義現代化強国の建設を完成させ、中華民族の偉大な復興を成し遂げることは、リレーレースだ。われわれは青年のために良い成績を収める決意があり、若い世代が今後より良い成績を収めることを期待している」と強調している。

  

编辑:amy 来源: 中国国際放送局