香港、広深港高速鉄道の「一地両検」条例を公布

　　【新華社香港６月２３日】中国香港特別行政区政府の張建宗行政長官代理が署名した「広深港高速鉄道（一地両検）条例」が２２日、政府官報に掲載され、法律として正式に公布された。同条例は、広州市、深圳市と香港を結ぶ広深港高速鉄道の香港区間「西九竜駅」地下４階から地下２階および同区間が運営する旅客運送車両を共に内地の出入境審査エリアとみなし、内地の法律（司法管轄権を含む）が適用される。「一地両検」は、従来広深港高速鉄道の香港側と内地側で別々行っていた出入境審査を現在１カ所に集中して行う制度を指す。