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習主席の訪米、中米関係の困惑を解消へ

http://jp.youth.cn 2015-09-22 09:49:28

  習近平国家主席は本日、就任以来初となる米国の公式訪問を開始する。米国がレッドカーペットと礼砲を準備する中、この国の政治家、軍人、経営者、世論は「日増しに台頭する中国といかに付き合うか」という、差し迫った問題について議論している。

  中国の国家主席がもたらす中国の考えと提案は、米国の困惑を目の当たりにしている。冷戦終結後、「大国関係」は中米間で不安な要素を徐々に蓄積した。米国の学者はこれを「臨界点」と呼び、焦りを覚えた。中国はその深刻さを感じ取ることができた。中米は最高クラスの深い意思疎通を行っており、戦略的な切実さが備わった。

  中国は米国の一部の識者や世論から、米国の指導的な地位と既存の国際秩序の「挑戦者」と見なされている。米国の競争力が冷戦終結後ほど圧倒的ではなく、そのリーダーシップが一部の面で不足している。中国のパワーは米国に追いつく勢いを示している。米国の一部の人は中国を見ると、意図的にルールを変更し、別にシステムを構築し、米国の我慢の限界に探りを入れていると思いがちだ。

  米国のこれらの動向は、逆に中国社会を刺激している。中国から見ると、米国は議会、メディア、非政府組織、軍、一部の政府高官を含め、中国に対する挑発と破壊活動を念入りに計画?組織しているようだ。一部の人は中米関係の前途を悲観視している。

  ブレジンスキーはかつて米国人に対して、「中国を敵と信じれば、敵になるだろう」と言ったことがある。この言葉は、一部の中国人に借用されている。「米国を敵と信じれば、敵になるだろう」多くの人は、中米が現在、このような岐路に立たされていることを懸念している。

  中米の首脳は現在、両国関係の戦略的な安定性の維持にとって、最も決定的な力を持つ錨になっているようだ。中国政府は「中米新型大国関係」を主張しており、米国政府も対中関係の温和かつ理性的な提唱者になっている。

  中米がこの戦略的な節目において、両国関係を積極的な方向に強く推し進めることができるだろうか?中米関係が積極的、あるいは消極的な方向に一歩踏み出すかは、非常に深い影響を及ぼすだろう。異なる結果は自信の増加もしくは動揺を意味し、両国の人心と社会資源を異なる方向に集めるだろう。

  習主席とオバマ大統領は重責を担っている。彼らは中米関係の今後数年間のおおまかな様子を決め、一つのシンボルと一里塚を打ち立て、21世紀の国際関係に対する世界の認識をリードする。

  中米関係は堅固で分厚いものである可能性が高い。米国メディアが最近発した雑音は、中米の経済?社会の発展が絶えず交錯し、大きな流れに融合する際の泡に過ぎないことが証明されている。これらの泡は常に人目を引き付けるが、中米関係の大きな流れは覆せないかもしれない。この密かな問題をめぐり、異なる可能性が依然として駆け引きを展開している。

  中米関係は力強い自信の柱を立てなければならない。習主席の今回の訪米は、このような歴史的な努力となる。両首脳がこの柱を立てることができれば、もしくはそのためのテープカットができれば、習主席の今回の訪問は歴史を創り出し、人類社会の大国関係の新たなスタートラインとなるだろう。大国の栄枯盛衰により何度も苦しめられたこの世界は、これに強く期待するだろう。

 

编辑:amy 来源: 中国網