ここ数年、海外の代理購入サイトとネット店舗が雨後の竹の子のように現れている。ウェイボーでキーワード「代理購入」を入れると、結果が900万もある。タオバオにも2000万点以上の関連商品がある。またウェーチャットの「モーメンツ」で商売する人が多くなるにつれ、「微店」で代理購入を始める基準が低くなる。代理購入は買い物しながら大金を稼ぐ仕事だと世間に思われているが、代理購入者はどんな苦労をしているのか、どのように暮らしているのか、何に悩んているのかが彼らしかわからない。海外の代理購入者にインタビューすることによって、その裏の苦労と商売を紹介したい。
劉茜さんはおやつを箱に入れ輸送の準備を整える。劉茜さんは写真を提供
暇つぶしVS新事業
河北省廊坊市出身の燦燦さんは四年前、四年間付き合ってきた彼氏と結婚するためにアメリカに行った。海外の生活が楽であったが、中国伝媒大学を卒業し、北京大学に推薦された優等生としての彼女は、このような生活に満足できなかった。米国に来たばかりなので働くことができなかった、負け嫌いの燦燦さんは代理購入で起業した。燦燦さんが代理購入をしている商品はブランドバッグから洋服、日常用品までたくさんがある。
燦燦さんのようなお金を稼ぐために代理購入をする人のほか、仕事が楽で、暇があるため副業として代理購入をする人もいる。オーストラリアの「シドニー客」とアメリカの「ラサベラ」はそうである。このような人はパウダーミルクやサプリメントなどヒット商品を販売している。また、劉茜さんのように周りの影響を受けて副業として代理購入を始める人もいる。「周りの人は代理購入をしているから、自分がしなければ、なんかおかしい気がする」とタイで中国語を教える劉茜さんは言った。
そのほか、代理購入はフルタイムと副業とのやりかたが違う。微店、モーメンツ、ウェイボーとタオバオは主な販売ルートであるが、フルタイムの代理購入者は4つのルートで販売する、さらに会社も設立に対して、副業する代理購入者は主に知り合いの紹介で商売する。会社が持ってないのが、微店のような販売ルートが副業を続ける基礎である。
