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化粧品が更年期を4年早める? 

http://jp.youth.cn 2015-02-26 11:38:00

  最近の報道によると、米国ワシントン大学の研究員が3万1600人の女性の血液と尿のサンプルを分析した結果、フタル酸エステルを含む15種類の内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)を発見した。フタル酸エステルは、主にポリ塩化ビニル(PVC)の可塑剤として使用されており、プラスチック製品や容器、香水、口紅、ボディシャンプー、基礎化粧品、マニキュアなどにも含まれている。研究結果によると、体内に含まれるこれらの化学物質の数値が低い人に比べ、数値の高い女性の更年期は平均して2年から4年早いことが明らかになった。現代快報が伝えた。

  これは、内分泌攪乱化学物質の成分と更年期の関係性について大規模に行われた初めての研究となる。南京在住の皮膚科?化粧品専門家はインタビューに応じ、「確かに、このような研究はこれまで聞いたことがない。多くの製品は内分泌攪乱化学物質を含んでおらず、逆に、容器に原因のある可能性が高い」と指摘する。

  南京大学応用科学研究所の雍延平所長は、「報道では一種の化学成分としか触れていないため、この一点からしか分析できない」と指摘。

  さらに、「香水、ヘアケア用品はフタル酸エステルを添加する必要はない。以前人々が使用していた化粧品はガラスのビンの容器に入っており、比較的環境に優しかった。しかし、現在一部で使用されているプラスチックの容器は、確かにある一定のリスクが隠されている。化粧水や乳液などの基礎化粧品は、一種の油脂化合物である。容器に含まれているフタル酸エステルが長い時間の中で、製品の中に溶け込んだのか否かは、さらに確認しなければならない。マニキュアには、直接フタル酸エステルが添加されている可能性はある。美しいマニキュアの膜を作るために、このような化学成分が必要だからだ」と述べた。

  南京婦幼保険院皮膚科の馬小玲科長は、「化粧品は天然素材のものであろうと、副作用がないものであろうと、すべて控えめに使用したほうがいい。なぜなら、化粧品は化学工業と切っても切り離せないものだからだ。たとえ植物性の天然素材から作られているとうたっていても、水と植物の抽出物を結合させるために乳化剤などを使用しなければならない」として、「化粧品を使用する際に注意すべきなのは消費期限だ。特に海外の防腐剤を含んでいない一部の化粧品は、もともと消費期限が短い上に、海外から輸入品として入ってくるため、関税など一連の手続きに時間がかかり、消費者の手元に届く時には、すでに消費期限が短くなってしまっている」と指摘する。

编辑:amy 来源: 人民網

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