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新疆が750kV送電網のフルカバーを実現へ

http://jp.youth.cn 2020-07-20 14:28:00

  阿勒泰(アルタイ)-准北750kV送電線プロジェクト施工第1区間の最後の導線の貫通に伴い、18日午後6時に同プロジェクトの全線が貫通した。プロジェクトは9月末に竣工し稼働開始する予定で、新疆維吾爾(ウイグル)自治区は750kW送電網のフルカバーを実現し、信頼性の高い電力供給及び広範なエネルギー配置の能力が大幅に向上する見通し。科技日報が伝えた。

  新疆は2010年より超高圧送電線の発展を開始し、10年で750kV変電所を22カ所、送電線を53本?7416キロ建設した。新疆の送電網は世界でカバー範囲が最も広い地域送電網になった。

  阿勒泰地区は新疆の最北部に位置する全国の重要な観光地で、豊富な風力及び太陽エネルギー資源を持つ。電力供給のうちクリーンエネルギーの割合は94%と高く、新疆の最もグリーンな地域の一つだ。開発水準及び送電能力の限界により、現地の自然資源を直接的な経済効果に変えることができていない。

  国家電網阿勒泰給電公司のデータによると、第13次五カ年計画期間(2016-20年)の阿勒泰地区の新規発電設備容量は86万7000kW。7月18日現在の阿勒泰送電網の設備容量は315万kWで、余剰電力が250万kWにのぼり、大規模外部送電の条件を満たしている。

  データによると、阿勒泰送電網の発電設備容量のうち、風力発電は141万kW、水力発電は124万kW、太陽光発電は20万kW。昨年の全国の各種発電種類の平均利用時間に基づき計算すると、これらのクリーンエネルギーは78億kWhの発電が可能だ。これは標準石炭250万トンの燃焼に相当し、CO2排出量をおよそ675万トン、二酸化硫黄を2万1200トン、窒素酸化物を1万8500トン削減できる。阿勒泰地区の省エネ?排出削減及び環境保護に重要な役割を果たすことができる。(編集YF)

编辑:amy 来源: 人民網